オンライン展示会とは?注目のイベントとおすすめのプラットフォームを紹介
2025/1/7
近年、デジタル技術の進化とともに、オンライン展示会が注目を集めています。従来のリアルな展示会とは異なり、オンライン展示会はインターネットを活用して開催される展示イベントであり、企業が製品やサービスを紹介する新しい場として定着しつつあります。特に、遠隔地にいる参加者や出展者が手軽に参加できる点が主なメリットといえるでしょう。
本記事では、オンライン展示会の基本的な概要、活用するメリット、代表的な形式、注目のイベント、そして出展におすすめのプラットフォームについて詳しく解説します。これを読むことで、オンライン展示会の全体像を把握し、自社での活用に役立てていただけるでしょう。
オンライン展示会とは?
オンライン展示会とは、インターネットを利用して開催される展示会のことで、企業が製品やサービスをデジタル空間上で紹介するイベントを指します。従来の展示会では物理的な会場が必要でしたが、オンライン展示会では専用のプラットフォームを利用することで、参加者は自宅やオフィスなどから簡単にアクセスできます。この形式では、製品やサービスの紹介に動画や3Dモデリングが活用されることが一般的であり、リアルタイムでの商談や問い合わせにも対応可能です。
リアルの展示会では、参加者と直接会話を交わしたり、製品を実際に手に取って確認したりすることができますが、オンライン展示会ではそのような物理的な接触はありません。その代わり、オンラインでは地理的な制約が取り払われ、世界中の参加者が気軽にアクセスできるという利点があります。また、リアルの展示会では移動費や会場費といったコストがかかりますが、オンライン展示会ではそれらのコストを削減することが可能です。
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オンライン展示会を活用するメリット
オンライン展示会には、出展者と参加者の両方に多くのメリットがあります。
まず、出展者にとって、出展コストを大幅に抑えられる点が挙げられます。物理的な会場を借りる必要がなく、会場設営や人権費、ノベルティ代なども最低限に抑えることができるため限られた予算のなかでも取り組みやすい施策といえるでしょう。さらに、地理的な制約がないため、国内外の幅広い潜在顧客にリーチすることが可能です。
一方、参加者にとっても多くの利便性があります。例えば、移動の手間がなく、どこからでも簡単に参加できる点は大きな魅力です。また、複数の出展者を短時間で比較検討できるため、効率的に情報を収集することが可能です。さらに、オンデマンド視聴が提供される場合、忙しいスケジュールの合間を縫って、自分のペースで情報を得ることができます。
オンライン展示会の形式
オンライン展示会には、さまざまな形式が存在します。以下ではその中でも代表的なものを大きく二つに分けて紹介します。
3Dブース(VR)・バーチャル展示会
3Dブース(VR)・バーチャル展示会では、3D技術やVR(仮想現実)を活用して、あたかもリアルな会場にいるかのように展示会を楽しむことができます。ユーザーに没入感を与えられるほか、立体的に見える意味のある製品の紹介をするのに向いている形式といえるでしょう。ただし、展示ブースの構築にある程度の費用がかかることに注意が必要です。
事例として、Universal Robotsが開催したオンライン展示会では、ロボット製品のデモを3Dブースで体験できる形式が採用されており、製品の詳細な仕様や使い方をインタラクティブに紹介しています。
画像引用・参考:ユニバーサルロボット「Collaborate – UR Online Exhibition 2024 Autumn」
2Dブース・Webサイト
2D形式のオンライン展示会では特設Webサイトを用いて製品やサービスを紹介します。LP作成と大きな違いがあるわけではありませんが、リアルの展示会を再現したデザインにしたり、期間限定公開を銘打つことで、ユーザーの興味を引くことに繋がるでしょう。3Dブースに比べて、構築の費用を抑えられる点もメリットです。
事例として、サンワサプライが提供するオンライン展示会では、製品情報が分かりやすく整理され、直感的に操作できるインターフェースが特徴です。
画像引用・参考:サンワサプライ株式会社「オンライン展示会」
2025年のオンライン展示会注目イベント
2025年には、多くのオンライン展示会が開催される予定ですが、その中でも特に注目すべきイベントをいくつか紹介します。
ITトレンド EXPO
ITトレンド EXPOは、国内外の最新IT製品やサービスを一堂に集めた大規模なイベントです。この展示会では、IT製品の比較サイト「ITトレンド」が主催しており、業界関係者やエンドユーザーが新しい技術や製品について情報交換を行う貴重な場が提供されます。
参加者は最新のITソリューションを直接体験できるだけでなく、ウェビナーの開催も予定されており、ゲストとしてAIエンジニアの安野貴博氏や著書「逆・タイムマシン経営論」で知られる経営学者の楠木建氏などの登壇が予定されています。
画像引用・参考:ITトレンドEXPO「ITトレンドEXPO 2025 SPRING」
DEPO ONLINE
DEPO ONLINEは、業務効率化・売上アップ・システム開発・DX推進のためのIT製品を一堂に集めた展示会です。365日常に開催されているほか、東京・大阪・福岡・名古屋などでリアル展示会も開催されており、リアルとオンラインを行き来したシームレスな体験が提供されています。
画像引用・参考:DXPO ONLINE「【DXPOオンライン】営業・マーケ/IT・情シス/店舗・EC」
オンライン展示会出展のおすすめプラットフォーム
オンライン展示会への出展・開催を成功させるためには、適切なプラットフォームを選ぶことが重要です。以下ではおすすめのプラットフォームを紹介します。
ZIKU|メタバースイベントを開催できるプラットフォーム
ZIKUは、3D空間を活用したメタバースイベントを開催できるプラットフォームです。
テキスト・ボイスチャットで直接質問をしたり説明を受けたりすることができ、リアルの展示会で会話をするようにインタラクティブな体験を参加者に与えることが可能です。
画像引用・参考:ZIKU
EventHub|リード管理から動画配信までシームレスに対応
EventHubは、イベントページから動画配信までシームレスに対応できるプラットフォームです。リアル展示会やイベントでのリード獲得や事前登録にも用いることができるため、オンライン展示会のみならず様々な施策をシームレスに実施していきたい方におすすめといえるでしょう。
画像引用・参考:EventHub
まとめ:オンライン展示会はWebマーケの一施策になりつつある
オンライン展示会は、デジタル時代における新しいマーケティング手法として注目されています。コスト効率やリーチ拡大のメリットを活かしつつ、適切な形式やプラットフォームを選ぶことで、企業の目標達成に貢献できるでしょう。これからも進化が期待されるオンライン展示会を積極的に活用し、自社のマーケティング活動に役立ててみてください。
目次
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