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展示会出展にかかる費用はどのくらい?大手イベントの費用や予算を抑えるポイントを解説

展示会出展にかかる費用はどのくらい?大手イベントの費用や予算を抑えるポイントを解説

展示会は、BtoBマーケティングの中でも特に直接的な顧客接点を持てる場として注目されています。新しい製品やサービスを多くの潜在顧客に効果的に紹介し、リアルタイムでフィードバックを得られる点は、他のマーケティング手法にはない魅力です。しかし、展示会への出展は大きな成果が期待できる一方で、事前準備や運営にかかる費用が高額になることが多く、出展を躊躇する企業も少なくありません。

本記事では、展示会出展にかかる具体的な費用の内訳や、国内外の大手展示会の実例を基にした費用感を詳しく解説します。さらに、予算を抑えるための実践的な工夫も取り上げることで、出展を検討している企業が成功に向けた計画を立てられるようお手伝いします。展示会出展を成功に導くための最初のステップとして、ぜひこの記事を参考にしてください。

大手展示会の出展費用はどのくらい?

展示会への出展を計画する際に、まず考慮すべきポイントのひとつが出展スペースの費用です。多くの展示会では、出展費用が「小間単位」で設定されています。この小間とは、出展企業がブースを構えるための基準となるスペースを指し、一般的に3メートル×3メートルの広さが1小間とされています。展示会ごとに1小間あたりの料金が異なるので注意しましょう。

さらに、小間費用にブース設営が含まれているかどうかも重要なポイントです。一部の展示会では、スペース料金に基本的な壁や柱、カーペットなどが含まれていることがありますが、これが含まれない場合には、別途ブース設営費用が必要になります。

展示会出展にかかる費用の内訳

展示会に出展する際には、主に以下の5つの要素で費用が決定します。

  • 出展スペース
  • ブース装飾
  • パンフレット・ノベルティ
  • 人件費
  • その他

出展スペースの費用

展示会場のスペース費用は、出展の基本的な費用の中で最も大きな割合を占める場合があります。多くの展示会では小間と呼ばれる区画単位でスペースが提供され、一般的には3メートル四方のサイズが基本です。このスペースの料金は、会場の人気や規模に応じて10万円から50万円程度に設定されることが多いです。

また、スペースの広さだけでなく、その場所が展示会場内でどの位置にあるかも費用に影響します。展示会によっては角小間を選ぶと角小間代が別途かかり、コストが高くなることがあります。

ブースの装飾・設計にかかる費用

出展スペースを確保した後、次に必要なのがブースの装飾や設計です。ブースは来場者の目を引くための重要な要素であり、企業のブランドイメージを伝える場でもあります。装飾費用は、既製の簡易ブースを利用する場合で20万円から50万円程度、オリジナルデザインで設計されたブースでは100万円以上かかることがあります。

カスタマイズされたブースは、より高い注目度を集められる反面、初期投資が高額になるため、出展の目的と照らし合わせて慎重に検討する必要があります。

パンフレット・ノベルティ作成費

展示会では、来場者に配布するパンフレットやノベルティが欠かせません。パンフレットの制作費は、デザイン料や印刷費を含めて5万円から30万円程度が相場です。一方、ノベルティグッズは単価と配布数によって費用が変動しますが、10万円から50万円ほどの範囲で計画する企業が多いです。

最近では、環境に配慮したエコノベルティやデジタルパンフレットが注目されており、これらを採用することでコストを抑えると同時に企業のイメージアップにもつなげられる可能性があります。

スタッフにかかる費用

展示会出展には、人員の配置が不可欠です。営業担当者やデモンストレーションを行う専門スタッフに加え、受付対応を行うスタッフも必要です。これらの人件費は1人あたり1日2万円から3万円程度が一般的で、出展日数や配置人数に応じて増加します。

また、会場までの交通費や宿泊費も計上する必要があります。例えば、地方開催の展示会では交通費と宿泊費だけで10万円以上の出費が見込まれる場合があります。

その他費用

展示会には、上記以外にもさまざまな費用が発生します。例えば、ブースで使用する電気設備の利用料や、インターネット接続のための料金が挙げられます。さらに、展示物の輸送費や撤収作業にかかるコストも忘れてはなりません。これらの費用は、事前に主催者から提供される料金表や案内資料をしっかり確認しておくことが重要です。

展示会出展費用を抑えるためには?

展示会出展費用を抑えるためには、いくつかの工夫が考えられます。まず、計画段階で目的を明確にし、必要最低限の支出に絞り込むことが重要です。たとえば、ブース装飾では再利用可能な素材を活用したり、簡素ながらもデザイン性の高い既製ブースを選ぶことでコストを削減できます。また、ノベルティやパンフレットについても、デジタル形式を採用することで印刷費をカットできます。

さらに、共同出展を検討するのも効果的です。同じ業界の企業と協力してスペースや装飾の費用を分担することで、大幅なコスト削減が期待できます。また、オンライン展示会やバーチャルイベントを活用することで、交通費や宿泊費といった出展に伴う出費をゼロに抑える選択肢もあります。

まとめ:展示会出展費用は100万円~が目安

展示会出展は、リード獲得や商談創出において非常に効果的な手法です。ただし、その効果を最大化するためには、費用を正確に把握し、計画的に運用することが不可欠です。一般的な出展費用は100万円から500万円と幅広く、その内訳には出展スペース、ブース装飾、スタッフ関連費用などが含まれます。

本記事で紹介した方法を参考にしながら、効率的にコストを管理し、自社の展示会出展を成功に導いてください。

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