展示会のフォローメールから商談に繋げるためのポイント|書き方の参考になる例文付き
2024/11/19
展示会で新たな見込み顧客と出会った後、フォローメールを送ることは、商談や成約に繋げるために欠かせないステップです。展示会当日の盛り上がりが冷めないうちにフォローすることで、顧客の記憶に残りやすくなり、また自社製品やサービスへの興味をさらに引き出すことができます。この記事では、フォローメールの重要性を踏まえつつ、状況別の例文やポイントをご紹介します。
【例文付き】パターン別!展示会後のフォローメール例
展示会後のメールでは、見込み顧客の興味関心や実際に話した内容に応じて、アプローチを変えることでより高い効果を期待することができます。以下では見込み顧客の興味関心度合別に、3つのフォローメール例をご紹介します。
展示会での会話を活かしたフォローメール
1つ目は展示会での会話を活かしたフォローメールです。
展示会での会話内容を思い出させる一文を入れると、顧客に対して丁寧でパーソナライズされた印象を与えられます。具体的なやり取りをもとにフォローすることで、相手は「自分のニーズを理解してくれている」と感じ、興味を持ちやすくなります。
【例文】
件名:展示会でのご訪問ありがとうございました
本文: ○○様
先日は、△△展示会にてお立ち寄りいただき、ありがとうございました。
当日お話ししました□□(製品やサービス名)についてさらに詳細をご希望でしたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
また、ご要望いただいた情報の資料を添付いたしましたので、ぜひご確認ください。
ご不明点や追加のご質問などございましたら、お知らせいただければ幸いです。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社○○ □□部 ⼭田
商談を提案するフォローメール
すぐに商談の予定を立てることが重要な場合は、フォローメールでその旨を提案します。興味が高まっているタイミングを逃さず、具体的なアクションを促すことで、スムーズに次のステップへと進めやすくなります。
ただし、コールをかけた方がアプローチのスピードを早めることができ、商談化に繋がりやすいと考えられます。インサイドセールスのリソース状況を加味して対応方法を検討しましょう。
【例文】
件名:展示会でのご訪問ありがとうございました|商談のご案内
本文: ○○様
この度は展示会で弊社ブースにご訪問いただき、ありがとうございました。
お話しいただいた□□の件につきまして、具体的なご提案を含めて個別にご説明できればと考えております。
つきましては、○○様のご都合の良い日時にて商談の機会をいただければ幸いです。
ご訪問またはオンラインでのご案内も可能ですので、ご希望の形式をお知らせください。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社○○ □□部 ⼭田
今後のセミナーや資料提供を案内するフォローメール
フォローメールで関連するセミナーの案内や、展示会で話題になったサービスや製品に関連する資料を提供することも有効です。特に製品・サービスの導入に時間がかかる場合は、フォローアップの機会を増やし、見込み顧客の関心をキープするためにも定期的な情報提供が重要です。
【例文】
件名:展示会後のご案内|次回セミナーのご紹介
本文: ○○様
先日の展示会にて弊社ブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。
○○様のお役に立てそうな新製品に関する最新情報や事例を交えたオンラインセミナーを来週開催いたします。
【セミナー詳細】
日時:○月○日(火)13:00~14:00
内容:□□の活用方法と成功事例
ぜひご参加いただければと思います。お申し込みは以下のリンクよりお願いいたします。
URL: [セミナー申込リンク]
その他にも、展示会でご関心いただいた内容に関する資料をお送りしますので、こちらもご覧いただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
株式会社○○ □□部 ⼭田
フォローメールを作成する際のポイント
フォローメールは展示会で名刺を交換した方に、ただ闇雲に送ればよいというものではありません。以下の3つのポイントを意識することで、展示会後のフォローメールをより有効に活用できます。
コール対象とメール送付を区分する
顧客ごとの興味や意欲に応じて、メールを送るか直接電話でフォローアップするかを決めましょう。
重要度の高い顧客や展示会で強い興味を示してくれた方には、電話でフォローする方が素早くアプローチでき効果的です。一方で、見込み度がまだ低い顧客であれば、お役立ち資料の紹介やウェビナーなど他イベントの紹介をするなどして、長期的なアプローチを視野に入れましょう。
展示会終了後、迅速に送付する
展示会後は記憶が新しいうちにフォローメールを送ることがポイントです。理想はイベント翌日、遅くともイベント終了から1週間以内を目安に、迅速にフォローすることで、顧客の反応率が高まります。
他社も同様にフォローメールを送っていることも考えられるので、見込み度の高い顧客には優先的に送付するなど、メールを送付する対象の中でも区分を分けて対応するのもひとつの手です。
パーソナライズを意識した文面にする
展示会の会話やアンケート内容、企業情報や担当者の役職などから、見込み顧客にパーソナライズしたフォローメールを送りましょう。顧客ごとに文面を調整し、「自分に向けられた特別な提案」と感じさせることで、相手の興味・関心を引きやすくなります。
まとめ:あらかじめフォロー体制を整理してから展示会出展に挑もう
展示会後のフォローアップは、商談獲得や関係構築に直結するため、出展前から準備しておくことが大切です。フォローの手順やパターン別のメール文面をあらかじめ整備し、見込み顧客へのアプローチをしっかりと行いましょう。顧客に対してきめ細やかな対応を行うことで、展示会の成果を最大限に活かし、商談や成約へと繋げることが可能になります。
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